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高野 圭世先生 登場!!

「様々な駿高生との出会い」

高野 圭世

 同窓生の皆さん、こんにちは。生物担当の高野です。駿台での教員生活、本当にいろいろなことがありました。つい最近卒業させた25期生の3G。このクラスは強烈でしたね。毎日が生徒との闘いでした。(笑) 本当にいろんなことをやってくれるので、毎日のように生徒を追いかけ回していました。また、学園祭前になるとダンスの特訓をさせられました(ものすごいスパルタ教育でした!)。あの3年間は本当に体力を使いました。お蔭様で健康診断はいつも良好。ただ、整体治療に費やしたお金は○○万円。大学でちゃんとやっているのだろうか、留年していないだろうか、未だに心配しています。

 ところで、私が駿台での教員生活で最も思い出に残っていることといえば、それは生徒達と行ったボランティア活動(あまりボランティアという言葉は好きではないのですが…)ではないでしょうか。16期生の理系クラスを担任したときに、3年生有志と共に発足させたボランティアサークル「駿台友の会」。発足当初は6名程度だったサークルも多いときには60名を超えることもありました。保育園や老人ホームへの訪問、古紙回収、募金活動、国際協力等、これまでに様々な活動を行ってきました。サークルの会長を務めた19期生の雨宮君からは「先生、一緒に沙漠に植林活動に行きましょう!」と誘われ、「緑の協力隊」に参加し、中国内モンゴルの沙漠へ植林活動へも行きました。その後、計3回、生徒とともに沙漠の植林活動に参加しました。そのときは、生徒と教師という関係ではなく、同じ仲間として昼は沙漠にポプラの苗木を植え、夜は満天の星を眺めながら夜中までずっと語り合ったものです。

 先日、山梨県ボランティア協会の前事務局長の岡尚志氏が本を出版され、そのお祝いの会が開かれました。そこに集ったのは県内の小中高の教師や退職された校長先生など、これまで学校でボランティア活動に携わってきた「教師のためのボランティアセミナー」のメンバーでした。公立、私立を問わず小中高の教師が集まり語り合う場など、恐らく他にはないことと思います。高校の教師は2名だけでしたが、なぜ、私がそうした繋がりを持てたのか、それは、駿高の生徒からそうした出会いをいただいたからだと思って感謝しています。本校の卒業生が様々な場でこれからも活躍してくれることを願っています。

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