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酒井 徹哉先生 登場!!

私が担任だった人は貴重な存在です

酒井 徹哉

 同窓生の皆様こんにちは。私は1982(S57)年4月に着任しましたので、1期生から知っている現在では数少ない存在かもしれません。4期生と7期生を続けて6年間担任を持ちましたが、その後、教務や生徒募集の仕事に専従することが多く、担任を持たず(他の先生からはサボっていると思われています)、12期生を学年主任として担当したのを除くと、授業以外で生徒と接する機会の少ない部署におりました。そういう意味で、教師としては異端な道を歩んできたのかもしれません。

 これまでに、強烈な印象として残っていることは多々あります。ただし、その多くはここで書けるような内容ではないのが事実(!)です。まぁ、それは思い出としてしまっておくことにします。 現在、副校長という職にあり、相棒の石川先生が校内の業務、私が募集や対外的な業務を分担しています。生徒との接点が少ない立場にあるのが寂しい限りです。実は今の立場になる前、2004年から3年間進路指導主任をやっていました。このときが近年では珍しく生徒との接点が多く、今思い出すと非常に楽しい時期でもありました。

 その年、教務主任から進路指導主任にシフトしたのですが、何しろ進路指導部に所属した経験が全くなく、そんな人間が主任をやってよいのかと感じました。同じ進路室の中込先生に助けられ何とかスタートしました。夏休みを過ぎると、進路指導室には始終生徒がやってきて、色々な相談を持ってきます。普段質問もあまり来ない教科ですから、放課後常に生徒に囲まれている環境が新鮮さを感じた位です。

 翌年山口校長が赴任し、進路指導の体制が物・質両面で大きく変わりました。まず、予備校との関係が深くなりました。古い教員は予備校経由で採用された人が多いのですが、私は非常勤からの横滑り採用でしたので、予備校のことをよく知りません。結構戸惑いました。さらに、西館4階にあった進路指導室が、1階に移転することになり、4月末には大引越しです。

 進路主任3年目の2月、新本館の完成により、進路指導室はまた大引越しをしました。新しい建物に合わせて、大学の資料ファイルをすべて新しいものにする仕事から始まりました。部屋のレイアウトも居心地のいい部屋になるようにしました。ところが、2ヵ月後、4月の異動で募集担当になり、現在の大職員室にやってきました。「お城明け渡しの大名」の気持ちがわかりました。

 私も、OBと昔話をするのは好きなほうではないので、皆さんが訪れた際には、是非今何やっているのか、何をやろうとしているのか教えてください。私もそこから何か得られるものがあればと思っています。皆さん方の多方面での活躍を期待しています。

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