卒業生がハンドボール
第11回女子ジュニアアジア選手権に出場!
2011年10月6日
今年3月に本校を卒業した矢崎貴子さん(29期生 現在;日本体育大学1年)が、ハンドボールU-20の日本代表(16名)に選ばれ、9月13日からカザフスタンで行われた第11回女子ジュニアアジア選手権(2012世界選手権予選)に出場しました。
日本は予選リーグ【カザフスタン・ウズベキスタン・チャイニーズタイペイ】と対戦し、3戦全勝しリーグ1位で決勝トーナメントに進出しました。準決勝、Bリーグ2位の中国と対戦しましたが19-27で敗退、3位決定戦へ進みました。3位決定戦は予選で対戦したカザフスタンと再戦しました。地元の大声援を受けるカザフスタンに31-39で敗れ、結果4位でした。メダルは逃したものの、7月に行われる第18回女子ジュニア世界選手権の出場権を獲得しました。矢崎さんは全試合に出場し、スピードを活かしたプレーで攻撃の中心となり、全5試合で24得点を挙げる活躍を見せ、世界選手権出場の原動力となりました。活躍した矢崎さんからコメントをいただきました。今後の更なる活躍を期待します!
☆矢崎さんからのコメント
『今回私はU20日本代表として、カザフスタンにて行われるアジア選手権にいってきました。U20に選ばれてまず考えたことは、外国人を相手に自分のプレーがどこまで通用するのかということでした。これまで世界を相手に戦ったことがなかったので想像がつかず不安がありました。実際に大会では、大きい外国人選手を目の前にして、最初は本当に圧倒されてしまいました。日本と世界の違いを、身を持って体感しました。日本が世界で勝つためには、日本人にしかできないこと、日本人の特性を活かさなければならないと思います。体格で劣る分、スピードや運動量でカバーすることが必要だと感じました。守りであれば、相手1人に対して2人で守ることをやり続けられるような連携と体力が必要です。
まずは、私自身7月にある世界選手権に出場できるように、さらにスピードに磨きをかけ、シュートのバリエーションを増やし、60分間フルに動ける体力をつけられるように、毎日一生懸命練習をしていきたいと思います。
高校時代にハンドボール部で学んだ『謙虚さと向上心』を持つこと、『ハンドボールを全力で楽しむ』ということが、今改めて大切なことだと実感しています。これは誰にでもできることだと思います。誰にでもできるのにやらない人が多いと思います。せっかくやるなら、私は上を目指したいです。自分の可能性を自分で潰さないように、やれるところまでとことんやっていきたいと思います。
これまで多くの方々に支えられてきました。いつも感謝の気持ちをもって、その感謝を表現できるように、これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
29期生 矢崎 貴子