駿台甲府高等学校同窓生医師による医療情報・ドクターリレー Vol.15
2014年4月9日
藤森 元章(5期 けやき通り整形外科)
甲府北中を卒業し駿台甲府高校に入学したのが約30年前のこと、県内随一の進学男子校で制服は紺色のツメ入り学ランで県内ではそれなりにエリート学生として目立つ存在だった!?
クラスには全国各地から生徒が集まっており教室に一度入ると朝から大阪出身の爆笑ネタや群馬出身の下ネタが毎日飛び交い一日中、抱腹絶倒していた。授業中に騒ぎすぎて日本史のK沢先生に叱られたこと、帰りに学生寮や一人暮らしをしていた友達の下宿に行きエロ本を鑑賞して、朝日町のゲームセンター(キャロット)でタムロしていた事が最近のように思い出される。
そんな中、早くも大学受験の時を向かえ、将来何になりたいかなどの夢はあまりなく、クラスのほとんどが医学部を受験するのでとりあえず医学部受験をしたところ偶然に合格した東京医科大学に進学した。この大学生活がまた酷いもので時はバブル経済、車、合コン、ゴルフ、マージャン、とどめは新宿2丁目のウイスキーで6年間の大半が費やされた。
医師になり大学の整形外科学教室で12年の勤務を終え2006年から小瀬でけやき通り整形外科を開業した。昨年から息子が駿台甲府小学校に入学して毎朝送る車の中で駿台甲府校歌を一緒に歌って懐かしさと子供と同じ校歌を歌える喜びを感じている。
医療は年々多様化しており患者の要求が高まるなかでの診療と医院経営はとても難しい時代にある。患者にとって良い医者とは、良い医院とは何だろうかと問う毎日である。こらからも『チャレンジスピリット』で甲府、山梨の地域医療に貢献したいと思います。