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駿台甲府高等学校同窓生医師による医療情報・ドクターリレー Vol.17

磯貝 徹也(9期 笛吹中央病院勤務)

 このたびドクターリレーVol.17を担当させていただく磯貝 徹也と申します。ご紹介していただいた今井先生とは1学年後輩ですが父親同士が同級生(甲府一高)ということもあり、よくしていただいております。

 【高校生時代】
私が駿台甲府高校に入学した頃は、まだ高校のみで、しかも男子校でした。当時は県外生が多く県外生の為の寮があり、実家を離れて勉強している友人が多くいました。私は甲府市内から通っておりましたので、寮生を家に招いて一緒に食事をし、将来の事や進学についてよく語り合っていた事を思い出します。学校の雰囲気は、入学当初は男だらけの汗臭い感じだったのですが高校3年生の時に女子が入学してからは、校内が明るく清潔感が出てきたように感じられました。

 【高校卒業後】
 高校卒業後は、現役では志望の大学に合格できず駿台予備学校に入学したのですが、私同様に駿台予備学校に行く同級生が多かったです。予備校にクラスメイトが多いのは心強い反面、あまり緊張感なく高校に4年間通っているようでもありました。
 帝京大学医学部に合格し、帝京大学付属病院で研修医を終えて杏林大学大学院へ入学いたしました。大学院卒業後は、杏林大学付属病院やその関連病院で働いていたのですが、20年間も県外にいると、地元が懐かしく山梨へ帰りたいという思いが強くなりました。
 「チャレンジスピリット」で、今まで小児科のなかった笛吹中央病院に小児科を新規開設させていただきました。峡東病院と言った方が、なじみのある方が多いと思いますが、平成14年に埼玉県の上尾医科グループが経営を引き継いで、山梨峡東病院となりました。平成18年に現在の笛吹市役所地より移転し、笛吹中央病院に至っております。その引き継ぎ際に、笛吹市より是非に小児科開設の要望もあったとのことです。平成22年10月に小児科を新規に開設致しました。開設当初は、患者さんの来院もまばらでしたが現在は私を頼って来院していただける患者さんも多く、病院以外でも笛吹市の乳児健診や保育園の園医や学校健診にも参加させていただいております。

 【山梨の小児医療】
 私の専門は、小児科です。全国的に小児科医不足ですが山梨県も例外ではありません。だたし、山梨県では小児救急医療体制が平成17年より整っております。甲府市と富士吉田市に小児救急医療センターがあり365日休まず夜間や休日の小児救急の受け入れをしております。2次救急病院の受け入れも輪番で施行しているため患者さんのたらいまわしや受け入れ拒否とゆうことはありません。私も1ケ月に数回、夜勤や休日診療をさせていだいております。  今後も地域の小児医療の為に貢献していければと考えております。

当院に毎年5月の看護の日にバンフォーレの選手が慰問に来てくださいます。その時撮影した写真です。
写真の掲載にあたっては、バンフォーレ甲府の許可をいただいております。

経 歴【駿台甲府高校9期生】
H3駿台甲府高校卒業
H4帝京大学入学
H10同上卒業
H12杏林大学大学院入学
H23笛吹中央病院小児科開設

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