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4期生が中高文化講演会の講師を務めました

講師 宇宙航空研究開発機構 JAXA 岩本裕之さん(駿高4期生)

 11月7日(金)午後、コラニー文化ホールにおいて、駿台甲府中学校、高校普通科、美術デザイン科の生徒および保護者の参加のもと、平成26年度PTA文化講演会が催されました。今年の講師は駿台甲府高校4期卒業生で現在JAXAの「宇宙おじさん」として知られる、岩本裕之さんに務めていただき、大変貴重な講演をしていただきました。

 岩本さんは先日、テレビ番組『マツコの知らない世界』というトーク番組で「宇宙を売る営業マンの世界」というテーマで出演されていましたがそれを見た生徒はとても楽しみにしていたのではないでしょうか。

 講演内容は岩本さんの高校時代の話から始まり、夢を現実のものとするために果敢に宇宙の分野に突き進み、現在JAXAで活躍されている様子が窺えるお話や、もちろん地球や宇宙といった視点の科学的なお話、貴重な写真や映像データを惜しげもなく次々と繰り出しながら地球温暖化問題や自然災害などの問題に全く別の「角度」からわかることもあるというお話など、90分間の時間もあっというまに感じるほど、たいへんおもしろく、また、知的好奇心を刺激されるお話でした。
「強い思いをもち、失敗をおそれず成功を信じてつきすすむ」
「視点をかえることでものごとの本質やたいせつなものが見えてくる」
「時代を変えよう!!」のメッセージは中学生高校生にしっかりと刻まれたと思います。

 講演中、会場から笑いが沸き起こったり、講演後の質疑応答では指名しきれないほどの挙手があったりと生徒諸君も講演を楽しみ、盛大な拍手がわきあがりました。岩本さん、大変ご多忙のところ駿台甲府の後輩たちに貴重な講演をして頂きありがとうございました。

モニターで写真や映像を写し、わかりやすく解説してくださいました。
「宇宙ステーションの地表からの距離は400キロ。13センチの模型地球儀だと4mm程度のところにある。一方、月は模型でいうとここまで離れている!!」

おまけ
会に先立ち、先日の創立35周年同窓会において同窓生から駿台甲府小中高に贈られた「すん太くん」の着ぐるみが披露され、会場が湧き上がりました。

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