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駿台甲府高等学校同窓生医師による医療情報・ドクターリレー Vol.22

樫本 健太郎(22期 市立甲府病院勤務)

 このたび担当させていただくことになりました22期生の樫本健太郎と申します。現在は市立甲府病院に外科医として勤務しています。

 高校時代は、硬式テニス部に所属していました。顧問の筒井先生に厳しくご指導していただきました。当時はテニスに夢中で高校へ通っているのはテニスが目的のような生活でした。高校3年生の時に団体戦でインター杯出場に1歩届かず、悔しい思いをしました。今思えば、出場していたら受験には失敗していた可能性が高いです。

 高校卒業後は山梨大学に入学し、卒業後は市立甲府病院で初期研修を行い、同病院の外科医として現在に至ります。将来的には消化器外科を専門にする予定ですが、今は各分野を幅広く学ばせて頂いています。

 当院の外科には消化器外科、呼吸器外科、乳腺内分泌外科があります。消化器外科では腹腔鏡手術が増加してきており、患者さんから腹腔鏡の要望も聞かれるようになってきました。将来的には腹腔鏡手術からロボット支援手術へと変化していく可能性が高いですが、私達のような病院でロボット手術が可能になるころに現役かどうかは微妙なところです。いずれにしても、現在は日々努力を怠らずに頑張っていく所存です。

 今まで周囲に駿台甲府卒業の人があまりいなかったか、あるいは気がついていない可能性も高いですが。出身高校を聞かれて、「あ、俺も駿台だよ」と言われたことは一度もありません。特に自分の近い学年の人はほとんどが大学から県外へ、そのまま就職も山梨県外という人が多かったように思います。将来的に駿台甲府卒業の人が山梨へどんどん帰ってくるといいなと思います。

経歴=
平成16年3月 駿台甲府高校卒業
平成23年3月 山梨大学卒業
平成23年4月 市立甲府病院勤務

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