駿台甲府高等学校同窓生医師による医療情報・ドクターリレー Vol.26
2016年2月1日
久津間貴和子(24期 富士吉田市立病院耳鼻咽喉科勤務)
ドクターリレーVol.26を担当させていただきます、久津間貴和子と申します。よろしくお願いします。
私は富士川町(旧増穂町)の出身で、中学校から高校までを駿台甲府で過ごしました。市川大門駅から身延線に乗り、45分間ほどかけての電車通学。中学時代は甲斐住吉駅で降りて徒歩、高校時代は甲府駅北口から徒歩か自転車、という通学スタイルでした。朝6時頃に起床し、富士川大橋をスカートに生足で自転車を漕いで、電車内では勉強をして、電車を降りたらひたすら歩く、という生活をしていたかと思うと…10年前の自分を褒めてあげたい気持ちです(笑)。また、6年間、私よりも朝早く起きてお弁当を作り送り出してくれていた母を思うと頭の下がる思いで、感謝しかありません。
私の時代はまだクラス分けが中学校からの内部生と高校からの外部生とで混ざることがなかったため、ほとんどが6年間同じメンバーとの思い出です。私も非常に変わった生徒でしたが、中学校の入学式で皆が一同に会した時には、「あ、同類ばかりだ」と安心した覚えがあります(笑)。駿台は自由な校風で、どんな生徒も楽しく過ごせる懐の深さが特徴なのではないかと思います。もちろん個性的なだけではなく皆非常に優秀で、同級生に負けたくない!と強く思いましたし、6年間ずっとその思いが私を後押ししてくれていました。
特に高校2年生からのE組のメンバーは最も思い出深く、今でも年末・お盆と、マメな幹事が年に2回はクラス会を企画してくれ、時には担任の坂本先生もいらっしゃり、楽しく杯を交わしています。医学部に行った仲間も多く、他科の話を聞けるのもひとつの楽しみですし、他職種のお話を聞ける貴重な機会でもあり、毎回楽しみにしております。
まだまだ駿台に関してお話したいことは山ほどありますが、文字数も限られておりますのでこの辺りで終わりにしたいと思います。
今後もこの自由でチャレンジングな校風のまま、自由でチャレンジングな卒業生をたくさん輩出していただきたいなと思います。ありがとうございました。
経歴
2006年3月 駿台甲府高校卒業
2012年3月 新潟大学医学部医学科卒業
2012年4月 新潟大学医学部附属病院で研修
2014年4月 山梨大学頭頸部耳鼻咽喉科入局
2015年12月 富士吉田市立病院耳鼻科勤務
2014年夏の駿高3-E組(24期)同期会から。最前列左で腕組みしているのが久津間貴和子さんです。真ん中には坂本哲雄先生。