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駿台甲府高等学校同窓生医師による医療情報・ドクターリレー Vol.32

天野 博之(28期 山梨県立中央病院勤務 研修医)

 この度、山下先生(ドクターリレーVol.31執筆者)から御紹介いただきました28期生の天野 博之と申します。私は今から13年前の2004年に駿台甲府中学に入学し、そのまま駿台甲府高校へと進学、卒業後は神奈川県にある聖マリアンナ医科大学で医学を学びました。その後は地元の山梨県に戻り、現在は山梨県立中央病院に就職し、研修医として日々勉学に勤しんでおります。私の働く山梨県立中央病院は山梨県唯一の3次救急を担当している病院であり、山梨県内から重症患者が次々と運び込まれてきます。この病院の魅力の1つでもあり、非常に緊迫した雰囲気の中で高度の救急医療が行われています。

 まず、「研修医とは?」から話して行こうと思います。研修医とは、医学部で6年間学び、卒業後に医師国家試験に合格した者が2年の間、各々の選んだ病院で研修をする医師のことです。1年目の間は内科を中心に1?1.5ヶ月の期間で色々な科を回り、2年目で自分の好きな科を自由にローテートします。大半の研修医がこの2年間で自分が将来進む科を決め、その後は各自の専門科でさらに医学に励むことになります。

 今現在、私は総合診療科で研修を行っています。総合診療科では指導医の下、初診外来を担当したり、不明熱等の原因不明な疾患の診断をつけたりと、日々充実した研修を行っています。将来は内科志望の私には総合診療科での研修一つ一つが魅力的であり、この機会に一から勉強していきたいと思っています。

 また、話は変わりますが、県立中央病院には多くの駿台甲府高校出身者の方々が働いており、医師、看護師だけでなく薬剤師や放射線技師などの様々な職種にOB・OGの方々がいます。そして今年、念願の「第1回 駿台甲府の会 in県立中央病院」を開催することができました。普段はお話しする機会の少ない上級医の先生とも駿台甲府という共通の話題でお話しすることができ、高校時代の思い出話に花を咲かせました。今年度中に第2回も開催予定ですので、これから第3回、第4回と恒例行事になることを願っております。今後とも微力ではありますが山梨県の医療を支えていきたいと思いますので、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

「第1回 駿台甲府の会 in県立中央病院」の時の写真
上段左から2番目が天野さんです。

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