駿台甲府高校卒業生企業訪問 Vol.6 「神保町食肉センター 赤羽店」経営 6期生 清水 洋一さん
2018年6月27日
今回は、東京都北区赤羽で焼肉店「神保町食肉センター 赤羽店」を経営する駿高6期生の清水洋一さんを訪ね、美味しい焼肉をいただきながらお話を伺いました。
(聞き手:12期 小山田久美子(同窓会副会長))
プロフィール
清水洋一(駿台甲府高校6期生)
生年月日:1969年6月20日
主な経歴
大学卒業後、サラリーマンとして20数年過ごしてしたのち、夢であった自分のお店を持つために、2016年一念発起、単身で妻子の住む故郷山梨を離れ東京都北区赤羽に「神保町食肉センター 赤羽店」をオープンし、経営者として奮闘しています。
小山田 | 初めまして12期生の小山田です。本日は宜しくお願い致します。 |
清水 | 宜しくお願いします。6期生の清水です。 |
小山田 | それでは早速ですが、現在のお仕事についてお聞かせ願いますか? |
清水 | 2016年7月に東京都北区赤羽に『神保町食肉センター 赤羽店』を開店しました。 食肉センターという名称ですが、いわゆる焼肉屋です。 |
小山田 | 面白い名前ですね。どうして「食肉センター」なのですか? |
清水 | もともとはのれん分けで、この名前なのですが、関東でも有数の規模を誇る食肉卸売り会社と提携して、生産~加工~流通~商品開発までの流れを一貫体制で行う中で、安全で安心な食肉が安定して供給される仕組みを確立し、新鮮でおいしいお肉を、低価格で提供させていただいています。この様な一貫体制なので食肉センターと呼んでいます。 |
小山田 | なるほど。ではお店の営業について教えてもらえますか? |
清水 | 営業は食べ放題のランチタイム(11:00~15:00)と通常メニューのディナータイム(17:00~23:30)で行っております。 ランチタイムは食べ放題45分おひとり様950円で、当店自慢の新鮮なハツ、レバー、鶏もも、トントロを思う存分、堪能して頂いております。ランチタイムは平日80名、週末は100名ほど来店いただいております。 |
小山田 | ランチタイムでそんなに来客があるのですか? |
清水 | おかげさまで、有難い限りです。皆様には行列が出来ていることもございますので、時間に余裕を持ってご来店いただけるとおなかも心もご満足いただけると思います。 |
小山田 | なるほど。ランチは食べ放題なのですね。ディナータイムはどんな感じですか? |
清水 | 平日は仕事帰りのサラリーマンの方々や同僚、仲間でご来店いただける方が多いですが、週末はご家族連れでお越しいただいている方も多いようです。ディナータイムは当店自慢のホルモン系のお肉だけでなく、上州牛を中心としたラインナップでカルビやハラミなども、人気があります。 |
小山田 | お話しているだけで、よだれが出そうです。 ここで、お仕事について少し伺いますが、自分でお店を持って経営者としてどのようなことを行っていますか? |
清水 | 毎日、お店の厨房に立つのはもちろんですが、アルバイトの採用や労務管理、経理業務、仕入れに仕込み、アルバイトへの指導など、一人で何役もこなしています。 |
小山田 | まさに経営者として八面六臂の活躍ですね。 |
清水 | ここまでやっても、なんか落ち着かない感じです。山梨に残した家族や仲間の手前もっとやってやろうと思っています。出来れば2020年オリンピックが開催される年までに都内に2号店を出店したいと考えています。 |
小山田 | すごいですね。もしかして駿台甲府で学んだ「チャレンジングスピリット」ってやつですか? |
清水 | そんな大層なモノではありません。現在の駿高ではなくなってかもしれませんけれど、当時の駿高は自由な校風だったので、というか、男子校であった部分も影響があったことだと思いますが、ルール無用の高校生活だったので自分で考え行動していくことの大切さを教えられたのではないかなと考えています。先生方も自主性を尊重してくれていた(ただ放置されていたかも?)と思いますが、今考えると本当に我慢をしていただいていたことだと思いますし、特に柿澤先生にはお世話になりました。 |
小山田 | 同窓生としてはすごく良く解ります。 |
清水 | 実は、私に娘がおりまして、高校から駿高へ入学したのですが、親の私からではなく、自らの意思で入学を希望しました。自分で考え行動するという部分は親の背中を見ていてくれたのかなと感じます。現在2年生で、愛情教育という理念のもと、自分で判断できるひとになってもらえたら思います。 |
小山田 | 娘さんも駿高なのですね。お父さんの姿を見ているので、大丈夫ではないですか? |
清水 | そうだといいのですが・・・。娘も頑張っていると思うので、私も負けていられません。 |
小山田 | ハンカチなくしては語れない話になってきてしまいそうですが、もうひと押し。お店のPRと今後の目標なんかをお聞かせ願いますか? |
清水 | お店は生産から加工流通までの一貫した体制により、安全でそして高鮮度なものをより安価に提供できるよう取り組んでおります。特に朝じめレバーやトロハツなど、新鮮なお肉を十分楽しんでいってもらえると自負しております。ぜひ皆さま一度都内にお越しの際には、また都内にお住まいの方もお越しください。よろしくお願いします。 |
小山田 | あの、目標忘れていますけど・・・(笑)。 |
清水 | すみません。PRに力が入りすぎて・・・。将来は甲府の地に自分の店が出店できればと思っています。 |
小山田 | 甲府のお店に伺えることを楽しみにしています。最後になりますが、これを忘れると怒られてしまうのですが、『神保町食肉センター 赤羽店』に駿高生、OBが来られたら何かサービスをしてもらえませんか? |
清水 | それでは合言葉は「駿台甲府〇〇期の○○です。」と言っていただければ、その日の気分で考えます(笑)。 |
小山田 | 本日はどうもありがとうございました。 |