駿台甲府高等学校同窓生医師による医療情報・ドクターリレー Vol.50
2020年2月4日
花輪 充彦 (8期生 はなわクリニック 院長)
ドクターリレーVol.50担当8期生の花輪充彦と申します。急に世代が古くなりましたが、驚きませんようお願いします。今回、私と同じ南巨摩郡医師会所属で駿高の大先輩でもある市川万邦先生から絶妙なキラーパスをいただき、執筆することとなりました。
私は2019年に内科・消化器内科・内視鏡内科を診療科として開院し、なんとか手探りでやりくりしている状況です。開院するとご近所さんなど身近な方々と接する機会が多く、そんな方々の体調管理を、医療を通して貢献できるよう日々精進しているところです。そんな中、かつて関わった患者さんが遠くからも受診して下さり驚くばかりです。
話しはかわりまして、8期生が卒業したと同時に駿高に女子クラスが誕生しました。単なるやっかみにしか聞こえないかもしれませんが、青春期を語るにあたり、何と平凡な高校生活を送っていたかと残念に思うばかりです。ただ、男子だけというのは気楽なもので、授業中もランニングシャツ1枚でのんびり過ごしている仲間もいましたし、運動会のリレー競技では水着とゴーグルを着用し走った仲間もいました。それから現在と違い、生徒の約半数は北海道から九州まで日本全国幅広い地域から来ていて、愉快な仲間と楽しく過ごし、たくさん刺激を受け成長することができました。
一方で、そんな生徒の対応をする先生方もユニークで、生徒を引き付ける魅力を持ち合わせています。当時若手であった先生方も退職間近となり子の担任として巡りあったり、副校長先生や校長先生へと昇進し、時代の変化を感じるとともに、生徒たちを引っ張っていく姿をみて、あらたに駿高の力強さを感じています。
私はそんな駿高の卒業生で良かったと思います。これから入学する人も、ぜひ駿高で成長のキッカケをつかんで下さい。私も駿高卒業生の活躍に追いつけるようがんばっていきます。
経歴
帝京大学医学部卒業
山梨医科大学第1内科入局(現 山梨大学医学部消化器内科 研修1年目)
山梨県立中央病院(研修2年目)
社会保険山梨病院(現 JCHO山梨病院)
山梨県厚生連健康管理センター
峡南医療センター富士川病院
はなわクリニック開院