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駿台甲府高等学校同窓生医師による医療情報ドクターリレーVol.64

                  向山 俊輔 (17期 沼津市立病院 整形外科医長)

 ドクターリレーコラムVol.64を担当致します17期生の向山俊輔と申します。

 高校時代はバレーボール部に所属し、半田先生の厳しいご指導のもと日々部活に明け暮れておりました。良い仲間に恵まれ、充実した日々を送り、2年生の新人戦では県優勝も果たすことができ、本当にかけがえのない高校生活を過ごすことができました。

 大学に進学後もバレーボール三昧で、インドアのみならずビーチバレーも経験し、バレーボールを通じて多くの貴重な出会いがありました。そのような生活の中で、将来はスポーツに関わる仕事がしたいと考えるようになり、整形外科医としての道を歩むことを決断しました。

 現在、静岡県の沼津市立病院で整形外科医として勤務しております。膝関節を専門とし、スポーツ選手の関節鏡手術から高齢者の人工関節手術まで幅広く対応しております。

 そして病院業務とは別に、チームドクターとして様々なスポーツの現場に積極的に関わっています。在住する静岡県東部地域のトップスポーツチームであるVリーグの東レアローズ、Jリーグのアスルクラロ沼津のチームドクターを務めており、また、日本バレーボール協会の業務に関わる中で、2022年シーズンはバレーボール男子日本代表のチームドクターとして、コロナ禍の国際大会帯同を経験する機会を頂きました。コロナ禍のスポーツ活動は、国内大会、国際大会それぞれ特有の問題が様々な形で存在し、整形外科医では対応に苦慮する場面もありますが、数多くの現場特有の貴重な経験をさせて頂いております。

 整形外科医として研鑽を積んでいくことはもちろんですが、複数のスポーツ現場に関わるスポーツドクターとして、学生の部活動から、地域のスポーツ、そしてトップチームに至るまで、多くの場面で少しでも貢献できるよう今後も努力していきたいと思います。

 最後まで読んで頂きありがとうございました。

経歴
2005年 富山医科薬科大学(現 富山大学)医学部卒
2005年~2007年 千葉大学医学部附属病院初期研修医
2007年~ 千葉大学大学院医学研究院整形外科学 入局
2013年~ 日本バレーボール協会 メディカル委員
2015年~ 沼津市立病院 整形外科 勤務
2017年~ アスルクラロ沼津 チームドクター
2018年~ 東レアローズ チームドクター

東レアローズ体育館にて

沼津市立病院整形外科 集合写真 (前列右端が筆者)

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