半田博志先生　登場!!

2008年11月27日

半田先生　 “卒業生諸君へ”

先日卒業生２名が私の所に来ました。同級生が結婚式を挙げるので一日早く甲府に来たとのことでした。１人が「19回生の○○です。」ときちんと挨拶してくれました。もう１人が挨拶する前に私の方から「○○だよね」と言うと、「先生良く覚えていてくれましたね」と返されました。「印象深い生徒だからね。二人とも良く覚えていますよ」こんな会話がありました。会話をしていると、先生に怒られた記憶しかないとのことでした。そんなに怒った記憶はないのですが、怒られた方はよく覚えているのですね。正直卒業生が来てもなかなか名前が出てこないのが本音です。立派だったから覚えているとか、悪かったから覚えているとかは関係ありませんが、年をとったせいか昔の古いことは覚えています。私は創立当時から本校にいますので、１期生から４期生くらいは良く覚えています。昔の生徒は確かに「やんちゃ」な生徒が多かったですね。遅刻・早退・中抜けなんて当たり前にしていた生徒が目立ちました。いつ勉強をしていたのか、もしかするとほとんどやっていなかったかもしれません。その「やんちゃ」だった生徒も年月が過ぎれば親になります。現在在学している生徒の父親には数人卒業生がいます。親子２代で先生と生徒の関係になっています。年をとらないとありえない話ですが。私にとっては非常にうれしいことです。まだ聞いたことはありませんが、息子や娘にお父さんはどんな生徒だったのかを聞かれた時にはどんなことを言えば良いのか悩んでしまいます。繰り返しになりますが、何故か昔の事は良く覚えているのです。まだ数名しかいないのですが、これからもっと増えることでしょう。卒業生の皆さん、言って欲しくないことは早めに言ってください。私もあと９年ほどは学校にいます。学校だけでなく、街で見かけたときには気軽に声を掛けて下さい。その際には冒頭の生徒のように、名を名乗って戴くと幸いです。