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駿台甲府高等学校同窓生医師による医療情報・ドクターリレー Vol.25

浅川 幸子(14期 峡南医療センター富士川病院勤務)

 ドクターリレーVol.25を担当させていただきます、第14期生の浅川幸子と申します。

 高校時代の私は、アルプス通りを誰よりも早いスピードで自転車通学していたのを思い出します。毎日学校の授業が終わり、家にたどり着くと疲れて寝てしまい、それから何とか起きて宿題をして明日の授業の予習をしていたのを思い出します。
 私が高校生のときには宗教事件や、阪神大震災など大きなニュースがあったのを覚えています。3年間同じクラスで過ごしたクラスメイトと担任の中込先生には、今年の5月に駿台B組クラス会で再開することができました。一瞬で高校生の時の懐かしい記憶が蘇ってきて、とても楽しい時間が過ごせました。

 大学は福井医科大学(現在福井大学)に入学し、6年間を過ごしました。山梨県と雰囲気が少し似ている街並みが心地よく、安心感がありましたが、やはり山梨に帰ってきて富士山をみると何故かホットしたのを覚えています。

 大学卒業後は、山梨に戻り研修医を経て、現在に至ります。研修医として働きだしたころは、これから多くのことを吸収して立派な医師になりたいと思っていた私ですが、日々の忙しさから、時として医師という職業が自分に適していたのか自問する日々もありました。しかし患者さんの体調が回復し、元気になる姿をみられた時にはこれでよかったと思うことが出来ました。現在の自分になるまではたくさんの試練があり、大変なことも多くありましたが。常にまわりの方々との縁やサポートがあって現在の私がいるということを考え、感謝の気持ちでいっぱいです。

 最近の出来事では東北大震災(2011)、山梨の豪雪(2014)が記憶に新しいですが、今は外国テロが終結する事を願っています。7年前に訪れたベルギーはとてもステキな国だったのに、2015年に起きたフランスでのテロや今後の治安を考えると、旅先で関わってくれた人達のことが心配です。とにかく一日も早く、世界的平和が訪れることを望みます。

 現在の私は、いくつかの病院勤務、大学院での研究を終え、これからは臨床内科医として地域医療に貢献していきたいと考えております。富士川病院は新しい病院としてスタートしたばかりですが、地元の方々が安心して医療を受けられるような診療を心がけていきたいと思います。

経歴
1996年3月 駿台甲府高校卒業
2004年3月 福井医科大学卒業
2004年4月 山梨大学医学部附属病院で研修
2005年4月 山梨県立中央病院で研修
2006年4月 山梨大学第一内科入局
2007年4月 青梅市立総合病院勤務
2009年4月 山梨県立中央病院消化器内科勤務
2010年5月 山梨大学第一内科勤務・大学院入学
2014年3月 山梨大学大学院・博士(医学)課程卒業
2015年4月 峡南医療センター内科勤務

2015夏、秋田旅行 男鹿のなまはげ館(国指定重要無形民俗文化財)と現在の私です。

2007年 ベルギー個人旅行
山梨新聞と日本文化の品を送り紹介した国際交流が、ベルギー新聞に掲載されました。

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