9期生が絵本を出版しました
2016年6月23日
駿高9期生の小林昭洋さんが先日、新刊となる絵本「ふたごの鳥―シロロとキロロの物語―」(サンマーク出版 1,400円+税)を書き、出版されました。
小林さんは27歳の時、神経系の難病を患い、海外で脳死肝移殖を受け、今も自らを「闘病家」と難病と闘っています。
そんな中、これまでも「つらいときに読む本」「誰も教えてくれない病人の生き方」を出版(ともに駿高、駿中・駿小の図書室に同窓会から寄贈してあります。)。2009年7月にはNHK「視点・論点」という番組に出演して、当時の「改正臓器移植法と課題」についてお話をしています。
その後、小林さんはご結婚をされ、お子様にも恵まれ、一児の父となりました。そしてこのたび、未来に向けて生き抜いていく子供たちに「どんなことが起こっても、へこたれず強く育ってほしい。困っている仲間がそばにいたのなら、進んで手を差し伸べて欲しい。」そんな思いを込め、今回、絵本「ふたごの鳥―シロロとキロロの物語―」を書き上げました。
同窓会では、この本も駿高、駿中・駿小の図書室に寄贈します。
この絵本を読んでみましたが、小さなお子さんのいるご家庭のみなさんには、ぜひ、子供たちに読んであげて欲しい作品です。お近くの書店などでお買い求めください。