%e9%a7%bf%e5%8f%b0%e7%94%b2%e5%ba%9c%e9%ab%98%e7%ad%89%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e5%90%8c%e7%aa%93%e7%94%9f%e5%8c%bb%e5%b8%ab%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e5%8c%bb%e7%99%82%e6%83%85%e5%a0%b1%e3%83%bb-40

駿台甲府高等学校同窓生医師による医療情報・ドクターリレー Vol.58

小泉良介(29期 独立行政法人国立病院機構 甲府病院 整形外科)

 ドクターリレーVol. 58を担当させていただくこととなりました、29期生の小泉良介と申します。高校時代の部活の後輩であり、医局の後輩でもある阿部菜緒さんよりご紹介いただきました。

 私は高校から駿台甲府に通っており、部活はサッカー部に所属していました。高校時代は勉強よりも部活動に熱心で、授業後に練習場所である今井キャンパスまで毎日自転車で通っていました。当時の練習場は土のグラウンドで、まだアスリートコースの指定にサッカー部が入っておらず、練習内容も自分たちで考えているような状態でしたが、仲間たちに恵まれ非常に充実した日々を過ごすことができました。3年生の時に長谷川先生が赴任されて、数か月という短い時間でしたがご指導いただきました。長谷川先生には今でもお正月の練習への参加など、お声がけいただくことがあり大変うれしく思います。仕事等でなかなか参加することが叶わず、残念に思っていますが、いつも現役生のご活躍を楽しみにしています。

 高校卒業後は、山梨大学医学部医学科に入学し、大学でもサッカー部に所属し、4年生の時にはキャプテンも務めさせていただきました。幼少期よりサッカーをずっとしてきた間に怪我をすることも多く、その経験がきっかけとなり、大学卒業後は山梨大学医学部付属病院で初期研修後、同大学の整形外科に入局させていただきました。

 現在は独立行政法人国立病院機構 甲府病院で整形外科として勤務しています。当院では膝の関節鏡手術を積極的に行っており、半月板損傷や前十字靭帯、側副靭帯損傷などの治療に携わらせていただいています。膝を痛めた患者様の中にはスポーツで受傷された方も多く、医師としてまだまだ未熟な部分が多いですが、自身がサッカーを長年行ってきた経験を活かし、患者様の気持ちに寄り添って日々診療にあたっていきたいと思います。

経歴
2011年3月 駿台甲府高校卒業
2017年3月 山梨大学医学部卒業
2017年4月 山梨大学医学部付属病院 臨床教育センター
2019年4月 山梨大学医学部附属病院 整形外科 入局
2020年4月 峡南医療センター 富士川病院 勤務
2021年4月 独立行政法人国立病院機構 甲府病院 勤務

写真: 左上、国立甲府病院HPより

Sponcer